膝の痛み

膝関節は体の中で一番大きな関節ですが関節面が浅いため安定性に欠け、周囲の靭帯や筋肉は損傷を受けやすいです。加齢による運動不足や筋力の低下は、膝のトラブルを引き起こしやすく、ランニングなどの持続的な反復運動やスポーツ外傷なども多くみられる症状の一つです。

種類と原因

変形性膝関節症
中高年の膝のトラブルで、最も多くみられるのが変形性膝関節症です。骨や軟骨がすり減ると膝にかかる負担を分散できなくなり、関節内で炎症を起こすことがあります。炎症による痛みや持続的なストレスにより、関節が少しずつ変形します。

半月板損傷
膝関節内でクッションの役割をしている半月板が、何らかの負担によって傷を負った状態です。重傷なケースでは、半月板が完全に断裂している場合もあります。痛み以外に膝の屈伸が出来ない、膝に力が入らないなどの症状がみられます。

靭帯損傷
膝関節の支持性を形成する靭帯は、主に前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靭帯、外側側副靭帯があります。これらの靭帯の損傷や断裂の多くは、スポーツ現場などで強い外力が急激に膝に加わったときに生じます。

腸脛靭帯炎(ランナーズニー)
ランニングなどの繰り返しの動作で、膝の外側に持続的な力が加わると摩擦が強まり炎症を起こすことがあります。これを腸脛靭帯炎といい、ランナーに多くみられることからランナーズニーとも呼ばれています。ランニングフォームの問題や骨盤、股関節、足首など、様々な原因によって生じる可能性があります。原因の見極めが再発予防につながります。

鵞足炎
鵞足は膝の内側下部に位置し、大腿の筋肉の多くが付着する部分の名称です。膝関節や周囲筋肉の機能異常により滑液包や腱に摩擦が加わると、炎症を引き起こし膝の内側が痛みます。骨盤の歪みや股関節の動きの悪さにより、股関節から膝にかけての筋肉が障害を受け、鵞足炎を発症することもあります。

他にもこんな症状の方が来院されます。