手首の痛み

手首は前腕の橈骨、尺骨と8つもの手根骨(舟状骨、月状骨、三角骨、豆状骨、大菱形骨、小菱形骨、有頭骨、有鈎骨)で構成されています。手根骨と横手根靭帯で囲まれた手根管は、神経や腱、動脈、静脈が通っているため、負担のかかる部位によって様々な障害を引き起こします。

種類と原因

腱鞘炎
手首や親指のオーバーユースによって起こります。そのきっかけは様々で、ゴルフやテニスなど道具を使うスポーツや家事、楽器演奏、デスクワークなど反復性の運動によって生じます。指を動かす前腕の筋肉の柔軟性が低下し、手首にある腱鞘での摩擦が強くなり発症します。

手根管症候群
手首の中にある手根管の狭窄により、その中を通る神経、血管が圧迫を受け、手のひらに痺れを生じさせる障害です。発症率は女性に多く、ホルモンバランスの乱れによる浮腫などにより更年期や妊娠期間中にも生じやすくなります。手術をしても回復しないケースも見られます。

手首の捻挫
日常生活もしくはスポーツで転倒し、手を付いた時に発症します。程度が軽い場合は短期間の安静で改善しますが、熱感や腫れが酷い場合は手根骨や橈骨、尺骨の骨折を伴う場合があるので注意が必要です。大きな損傷は無くても小さな損傷を繰り返すことで手首の不安定性につながることもあります。

手首の不安定性
手のひらで押すような動作により手首に繰り返し負担がかかると、橈骨と尺骨を支持する靭帯が緩くなることがあります。ウエイトレスがトレーを片手で運ぶ負荷や、自転車やバイクの慢性的な加圧でも生じます。

他にもこんな症状の方が来院されます。